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09/10年度夏のCO2総排出量減少

【キャンベラ22日AAP】   Climate Groupの報告書によると、VIC州、NSW州、QLD州、SA州における09/10年度夏季の二酸化炭素(CO2)総排出量が1.6%減少したことが明らかになった。CO2総排出量は7483万トンで、08/09年度夏季と比較して120万トン減少した。

減少幅が最も大きかった地域はNSW州で、5.69%減の2533万トン。一方QLD州は1.64%減の2058万トンだった。また、ガスからの排出量が最も減少し、8.4%減の663万トン。石炭からの排出量は1.56%減の4381万トンで、石油からの排出量は0.25%減の2438万5000トンだった。

Climate Groupのポスナー氏は、この夏が記録的な猛暑だったことを考慮すると、この結果は評価できるとした。さらに、「排出量が減少した背景に電力の需要低下があったことは非常に心強い。この結果が、私たちが使用するエネルギー量やエネルギーの節約がもたらす利益に対する私たちの意識が今後高まっていくことを示唆するものであることを願う」と語った。

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