政治

税金で妻の浮気相手を監視した男

【シドニー22日AAP】バーウッド評議会のゼネラル・マネージャーのパット・ロマノ氏は22日、独立汚職取締委員会(ICAC)に対し、妻の不倫相手と疑っていた男性を監視するために4万4000ドル以上の地方税を不正に使用したことを認めた。

ロマノ氏は評議会の資金を調査監視に使用する正当な理由を示すために、自身に対する嫌がらせの電話に悩んでいると同僚に嘘を話していた。またロマノ氏は偽のメールアドレスを作成し、妻の浮気相手とされる男性に匿名のメッセージを送信していたことも認めている。

バーウッド評議会はセキュリティー会社IPP Consulting Pty Ltdから調査監視やそのほかのサービス受けるために、2006年から42万ドル以上を同社に支払ったという。さらに、ロマノ氏は自宅のセキュリティー・システムに使用した費用3万573万ドルをバーウッド評議会に請求し、2006年11月から2009年11月の間には駐車代と食事代の7800ドルを含む約3万4000ドルを仕事の経費として請求した。

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