【シドニー24日AAP】 イースター休暇を来週に控え、動物虐待防止協会(RSPCA)は、犬のチョコレート過剰摂取は死につながる可能性があると警告した。中でも調理用チョコレート及びダーク・チョコレートは1番危険だという。
RSPCAによると、チョコレートに含まれているテオブロミン(カカオ)やカフェインを多く摂取することで犬が死に至ることがあるという。チワワのような小型犬では少量の摂取でも危険だとしている。
チョコレートの過剰摂取により犬が示す可能性のある症状は、嘔吐(おうと)、下痢、のどの渇きなど。また脈が高くなることもあるという。最悪の場合、摂取後12~36時間で死に至る。
RSPCAでは、できるだけ飼い犬にチョコレートを与えないよう注意を促すとともに、チョコレート摂取後に上記のような症状をみせた場合は、すぐに獣医に搬送するよう呼びかけた。