【シドニー25日AAP】 今年1月、米国で行われたオーストラリア観光局キャンペーン「G’Day USA」の一環として展示されていたカンガルーの映像がYouTubeで公開された。カンガルーがコンクリート上に置かれたオリの中でうずくまっている映像で、動物擁護団体から非難の声が上がっているが、観光局はこれに対し「全く問題なかった」と述べた。
オーストラリア観光局によると、このカンガルーはロサンゼルス在住の動物取り扱いの専門家による世話を受け、展示期間中も適切に取り扱われていたという。「カンガルーがひどい扱いを受けていたというのであれば適切な対応を行うが、どういった状況であれ、現地の専門家のアドバイスを聞くのみであり、この専門家が問題なかったとしている」と観光局代表は話した。