【メルボルン25日AAP】 1987年から94年までセブン・ネットワークで放送されていた人気コメディ・ドラマ「Hey Dad」に出演していた俳優が、共演していた女児に対しわいせつ行為を行っていたとして、この女児本人及び他の共演者がテレビで語った。
被害に遭ったと訴えるのは、当時「Hey Dad」に出演していた子役のサラ・モナハンさん。当時6歳だったモナハンさんに対し、父親役を演じていた俳優のロバート・ヒューさんは不必要に体を触ったり、下半身を露出したりしたという。これについて、同ドラマの共演者だったシモーヌ・ブチャナンさんも「知っていた」とし、番組のプロデューサーに話をしようとしたが、このプロデューサーは反対に、ブチャナンさんに対して「口外すると国内の番組に出演できないようにしてやる」と脅迫し、口止めしたという。
被害者とされるモナハンさんは、当時、ヒューさんのわいせつ行為は周知の事実であったとし、どこに行っても「噂は本当か」と聞かれたと述べた。
同番組の元プロデューサーは訴えを否定。現在、シンガポール在住のヒューさんもモナハンさんらの話を真っ向から否定している。