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QLD州南部の石炭火力発電所を閉鎖

【ブリスベン26日AAP】   QLD州イプスウィッチにあるCSエナジー社の石炭火力発電所が2012年までに閉鎖されると発表された。発電所閉鎖による電力供給への影響はないという。

CSエナジー社は26日、声明にてサウスバンクB発電所を閉鎖すると発表した。同発電所は発電出力480メガワットで、1971年に操業を開始した。CSエナジー社のブラウン専務取締役によれば、石炭火力発電所は経済的に存続不可能であり、同社ではガス発電所を新設する長期計画を行うとした。「石炭火力発電所の閉鎖による従業員の失業はなく、今後も仕事は保証される。従業員や組合と共に取り組むつもりだ」とブラウン専務取締役。

同社は2002年からスワンバンクE発電所(385メガワット)でガス発電を行っており、ガス発電は石炭火力発電に比べて、温室効果ガス排出量が50%少ないという。

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