政治

スタジアム建替え NSW州民6割が反対

【シドニー17日AAP】  調査会社リーチTELが行った調査によると、NSW州民の半数以上が、シドニーにある「ANZスタジアム」と「アリアンツスタジアム」の建て替えに反対であることが分かった。建て替え費用は27億ドルに上るとみられている。

 

フェアファクス・メディアがリーチTELに委託して行った調査は、有権者1,521人を対象に15日夜に実施された。調査によると、全体の6割近くがスタジアムの解体と新築に「強く反対」もしくは「反対」と回答した。また「賛成」は全体の約4割、「どちらともいえない」は16%だった。

 

スタジアムの建て替えをめぐっては今週、野党が正式に反対の姿勢を表明したことを受け、NSW州のベレジクリアン政権が、建て替えプロジェクトの関係書類をすべて開示することに同意している。フォーリー野党労働党党首は、スタジアムは「問題なく役割を果たしている」として、優先すべき課題は他にあると政府を批判している。

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