【シドニー17日AAP】 17日の聖パトリックデーを祝うため、シドニーにあるオーストラリアで最長寿のアイリッシュ・パブでは100樽以上のギネスビールが「念には念を入れて」用意され、朝から緑色に身を包んだ客たちを迎え入れた。
ロックスにある「マーカンタイル」には、 朝7時の開店から400人が朝食を食べに訪れ、客の何人かはギネスビールをパイントサイズで飲んでいたという。
同パブには、夕方の4時までに2000人以上が訪れており、朝食とランチの時間にはアイルランド人ダンサーが余興をし、夕食時にはアイルランドのバンドがフォークソングを歌ったり、民族ダンスのジグを踊ったりした。
NSW大学のアイルランド研究をしているローナン・マクドナルド教授によると、オーストラリア人の3分の1がアイルランド人の血を引いているという。