【ブリスベン18日AAP】 アメリカの幼児向け番組「ドーラと一緒に大冒険」(Dora the Explorer)の映画撮影が、QLD州政府がさらに補助金を出すことで、同州で行われることに決定となった。
スコット・モリソン連邦財務相が先日、米映画会社のパラマウント社からのさらなる優遇税制措置を拒否したことから、アナスタシア・パラシェイ州首相は16日に、 パラマウント社に2日間の猶予をもらい税金軽減を模索していた。
18日にパラシェイ州首相は、連邦政府から出る16.5パーセントの埋め合わせをQLD州が補填することで30パーセントにすることを明らかにした。実際の金額は、映画撮影が終わるまで明らかにされない。
パラシェイ州首相は「ハリウッドが求めているものはゴールドコーストとQLD州のあらゆるところにある」とし「 世界で競争力のある国でい続けるために、QLD州だけでなくオーストラリア全土にとっても大事なこと。」と述べた。
映画撮影は、コモンウェルス・ゲーム終了後にゴールドコーストで撮影が開始される予定。