【オークランド1日AAP】 1日、ニュージーランド政府は日本の捕鯨活動について、一部のクジラの捕獲を認める方向にあることを発表した。
ニュージーランド捕鯨対策委員会は、日本が捕獲するクジラの数を減少させるには、捕鯨活動の一部を認めることが適切であると述べた。さらに、許容範囲については今後も協議されるとしたものの、あくまで捕獲されるクジラの数が大幅に減少されることが重要であるとした。
この発表に関して、ニュージーランド国内の環境団体からは反対の声が上がっている。
今年2月、南極海で、日本の捕鯨船に乗り込んだシーシェパードのニュージーランド人活動家に対する裁判が現在東京で行われているが、日本側は今後、起訴項目を追加する方向にあると伝えられている。