【シドニー4日AAP】 ワンNSW州第一次産業相はボンダイのSkinny Dip Caféで4日、新法の施行により同州のレストランは店の入り口に食べ物の安全と衛生に関する評価結果を提示することが義務付けられると発表した。
レストランやカフェはA、B、C、P(未評価)の4つでランク付けが行われる。ワン氏は「良い仕事をしているレストランにとっては、利用者を集めるマーティングの一環としてこの制度を利用することができる」と述べた。
ブリスベンのある地方自治体で同様の制度がすでに実施されているが、州レベルでの実施は今回が初めてという。評価Aは調理、キッチンの衛生面、食料の取り扱い、冷蔵庫の温度、設備などに対する基準をすべて満たしていることを意味する。
評価制度は7月1日からシドニー自治体の12カ所で6カ月間試験的に実施され、2011年7月から州全域で導入される。評価がB、C、Pの場合も店は評価を提示する義務があり、提示していない店は罰金を科せられる。