シドニーでお馴染みの有名シェフといえば、モダンジャパニーズフレンチレストラン「GALILEO」の犬飼氏。つい先日も日本で話題のレストラン格付けブック「東京・ロブション」で最高位の3つ星を持つ大御所「ジョエル・ロブション」の総料理長の渡辺氏と共にインタビューに応じて頂きました。
その犬飼氏が、「GALILEO」のある「オブザバートリーホテル」の15周年を記念し特別料金でのコース料理を提供する。
今回のコースは好評の定番メニューをはじめ、ジョエル・ロブションの渡辺氏が絶賛した新作メニュー等、シドニーの秋の夜を堪能出来る内容となっている。
一品目は定番のアミューズ。左からエッグココット、シチリアンオリーブ、生ハム、オイスターのワインビネガー添え。マッチングワインのシャンパンとの相性が絶妙に合う。
二品目は「Crystal Bay Prawn and Saint Jacques, Tuna Carpaccio」 (海老とホタテのポワレ)
グラスの上: 衣は揚げてあるが中身がレアなので全体として重すぎず、アボガドのクリーム感とマグロのレアさがベストマッチング。
グラスの下: 優しい甘さと甘酸っぱさの両方が味わえる2種のソースが、新鮮な海老とホタテの味を引き立てる。
3品目は「Venison Terrine Tataki」 (鹿のテリーヌ)
ここまでの優しいテーストから徐々に主張の強い、個性的な赤ワインと合う一品に。
盛り付けの発想はハーバーブリッジを思い出させる。(本当にブリッジを渡っている時に想いついたそうです。)
冷たい鹿肉のテリーヌが期待とはいい意味で異なる新たな出会いを感じさせる。
お口直しで登場するMお気に入りのクリームマッシュルーのスープ
4品目は「Homard with Bady Abalone , Sauce Balsamique」(オマール海老とベビーアバロン バルサミコ酢 添え)
柔らかい舌触りのニョッキとプリプリなオマール海老、そしてコリコリのアワビという触感の異なる食材を微妙な火の通し方で旨みをアップ。
右写真はMが大絶賛するソムリエのクリスチャン氏が選ぶミディアムボディの白ワイン。この一品とよく合う。
メインのお肉料理。左:Beef tenderloin, Pomme Rosti and Sauce Moutarde
柔らかいレアなヒレ肉とクリーミーなマスタードソースがよく合う。
右はビーフが苦手なMの為にアレンジしてもらったラムの香草焼き。(これは5品コースのメインで登場します)
サラダのピスタチオソースが絶品。ほのかな甘さはハニーが隠し味だそう。
最後のデザートはチョコレートとラズベリーのムース。甘酸っぱいベリーと濃厚なチョコレートが最後のデザートワインと上品に絡み合う。
<Galileo総料理長・犬飼シェフからのコメント>
今回は秋をイメージして、いつもよりフレンチのテクニックを入れたメニューにしてみました。
例えば、オマール海老はバターの中で火を通したりするフランスの古典的なテクニックを用いて、味わい深さを強調したり・・・
ホテルの15周年記念ということで、コスト関係なく(泣)いい素材ばかりを使っているので、僕的にも一人でも多くの方に味わって頂きたいと思っています。
皆様のお越しお待ちしています!
今回のこの15周年特別キャンペーンは日曜から木曜のディナー限定。
5コースで$65、7コースで$85というお値打ち価格。
6月末までのキャンペーンです。
秋冬の長夜に素晴らしいひと時をお過ごしください。
<キャンペーン内容変更のお詫び>
当初7月末までのキャンペーンを予定していましたが、7月1日から新しいキャンペーン内容になりました。
予告なく変更してしまった事をお詫びすると共に、7月以降のウィンタースペシャルにも是非お越し下さい。
ガリレオ スタッフ一同
予約は 9256-2215
89-113 Kent St, Sydney NSW 2000
営業時間 年中無休 ディナー18時~22時
<番外編>
別の日に新作メニューのテースティングを兼ねてガリレオのキッチンに潜入してきました!
犬飼シェフ自らが配分し手打ちするパスタは、もちもち感が有ってブルースイマーグラブのソースと絶妙な絡み合い。
出来上がったブルースイマークラブのパスタ
蟹から取った濃厚なソースが堪らない!
ちなみにこのパスタはスペシャルの5品コースで頂けます。(おすすめです!)
戦場と化すキッチン内。 右はソテーされた直後のオマール海老。
先程の蟹パスタはMの夕飯に。笑
新作メニューも堪能出来、美味しい&楽しいひとときとなりました。
<おまけ>
こんな風景、なかなか写真撮れない(撮らない)ですよね。笑
ヘッドシェフ自ら、掃除してました。。
犬飼氏&キッチンの皆さん、お騒がせいたしました!