タウンホールにあるお馴染みの5つ星ホテル「HILTON」内にあるファインダイニング
「Glass Brasserie」へ取材に行ってきました。
定評あるルーク・マンガン氏のレストラン。東京・丸の内に店舗展開しているだけあって、日本の食材を積極的に取り入れたコンテンポラリー料理が楽しめます。
圧倒的なワインの保有数、種類を誇り、その量はシドニーでNO1。
高い天井にそびえたつ3つのワインセラーに敷き詰められたワインの数々。
天井まで届く大きなガラス窓からは、クイーン・ビクトリア・ビルディングの眺望が広がっていて、夜にはライトアップされた景色が更にゴージャスな雰囲気を醸し出しています。
Glassでサービススタッフとして働く日本人のHIROくん。
彼とは前日に行った1ハットのモダンジャパニーズフレンチ「GALILEO」でばったり遭遇。
「ぜひお店に来て下さい!」
という言葉に乗せられて、早速参上。(笑)
日本語で料理やワインの説明が聞けるってポイント高いですよね。
今日はコースではなく、彼のオススメ料理を選んでもらいました。
まずはアミューズ(付き出し)とオイスターの6種盛り。
このオイスターの盛り合わせはレベルが高い!サウスオーストラリア産のコフィンベイのオイスター。
あえて、バージンオイスターという子供のオイスターを使っているそう。
← 小さい!
普通のサイズのオイスターと何が違うの?と聞いたところ、
「若い女の子と熟女の両方に良さがあるように、若い方には若さゆえの極め細やかさやクリーミーさがある」
と興味深い返答が。(笑)
確かにオイスターも女性も、熟した方が濃厚かも。(え?聞いてないって?)
とにかく、この6通りのテーストは斬新的なアイデアが詰まった一皿でした。オススメ!
1/2 dozen $26
dozen $48
お次はお刺身の盛り合わせ($29)
組み合わせの発想が面白い。色とりどりで見た目も綺麗!
お次はスペイン産のサーディン(鰯のオイル漬け)が箱ごと登場。キャビアを出すときにそのまま瓶ごとだすのと同じやり方。
スモーキーなサーディンとガーリックトーストが良くマッチしたタパスにはぴったりな一品。$22
右写真はイタリア産の揚げた鰯。ばっちりウロコが張り付いたまんま。
ご一緒していた料理のプロの方から、ばっちり指摘を受けていました。(笑)
ここからはオントレーメニューから数品。
オススメということでオーダーしたポテトのニュッキとブルースイマークラブのオムレツ。
ニョッキじゃ粉っぽさがなく、しっとりとした仕上がり。コーンの甘みとアスパラ、ズッキーニが引き立て役に。
オムレツはふわふわ卵の中に、蟹の身やエキスがたっぷり詰まった、火の通り方もパーフェクトな一品。
ハーブやえのき、味噌マスタードなどのアジアンテーストがよくマッチしていました。とってもオススメ!!
総料理長のルーク・マーガンがルールというレストラン時代からメニューに入れていた
シグネチャーディッシュの「クラシックステーキタルタル」(E$27,M$41)
アイフィレの生肉と共に、マスタードやケッパー、エシャロット、コンミニオン、アンチョビなど、6種類のハーブや香辛料が登場。
目の前でサービススタッフが混ぜ合わせてくれます。最後にお好みでオリーブオイルとタバスコで味調整。
もちろん美味しかったですが、思ったより普通・・・・というのが厳しいですが正直なところ。
最後に表面を焼いて脂身を少し溶かすぐらいの仕掛けがあった方が、お肉の甘さが出て良かったかも。
最後も自信作のデザート。
子羊のチーズケーキに青りんごのソルベ。
シープだけだと酸味が強すぎてしまいますが、ヨーグルトを上手く使ってあっさりした軽い仕上げに。
ドライドカレント、青りんごなどもケーキととても良くマッチしていました。オススメ!
女性二人だったらアペタイザーとオントレーを2皿ずつオーダーするくらいでちょうど良いかも。
プレゼンテーションは創意工夫されていて◎。
味の部分ではまだ洗練されていない感もありましたが、トータル的にはオススメできるお店だと思います。
Hilton Sydney
Level 2, 488 George Street
Phone (02) 9265 6068
Breakfast
Mon to Fri 6am – 10am
Sat to Sun 7am – 11am
Lunch
Mon to Fri Noon – 3pm
Dinner
Mon to Sun 6pm – 11pm
http://www.glassbrasserie.com.au/foodMenu.htm
Entrees $21.50-$30.00
Mains $38.00-$52.00
Desserts $14.50-$21.00
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