「今週の相場の見通し」by Joe Tsuda (津田 穣)...
4 November 2024 ◎<ポイント> ―日米政治イベント、日銀会合、米雇用統計で混とん― ・今週の予想レンジ:150-154円 先…
世界中のメディアがオーストラリアのTOPレストランとして、まず取り上げるであろう名店中の名店。
数年前に世界のレストランランキングで第4位の評価を受けた、オーストラリアが誇る3ハットレストラン「TETSUYA’S」へ1年振りに行って来ました。
和とフレンチを融合した「ジャパニーズフレンチ」というジャンルをここオーストラリアで確立したのは、間違いなく総料理長の和久田哲也氏だろう。
各国の著名人をはじめ、世界の美食家達がシドニーに来たら、まず足を運んでみたいと思うレストランなことを確かだ。
(この日も隣のテーブルにはスペイン語を話す男性が一人で食事を楽しんでいました。)
先日、哲也さんと某邸宅にてお食事を共にする機会があり、久しぶりに哲也さんのお料理を味わってみたいな・・・
と自称・食いしん坊の血が騒ぎ始め、早々に足を運ぶことに・・・(笑)
スープから始まり、シーフード5品、お肉2品、デザート3品の全11コース。
(オプションでオイスターがオーダー可能。この日は数日前にたらふく食べたので、止めておく事に・・苦笑)
お料理の感想は各メニュー毎にご紹介するということで、全体のサービスに関しては、さすが3つ星レストラン。
Mのテーブルを担当してくれたスタッフが
「あなたを何度か見掛けたことがありますよ・・・○○○で、、」とMがよく出没する地名が登場し・・・・・
王道のナンパ手口かい!
とはもちろん思わず(笑)、確かにどこかで見たことのある顔といえばそうだったのかも。(笑)
~3ハットの腕前はここに。温度・口当たり・味付け~
総評から述べると、
「身体に優しい温度管理と心地よさ」
がずば抜けていました。
食す人にストレスを感じさせない、いや、リラックスを与えてくれる料理の数々に、思わずワインや会話も弾む、そんなひと時を与えてくれるのが3つ星レストランの実力だと思う。
一品目はこちら。ジャパニーズパンプキンの冷製スープ。~Chilled Japanese Pumpkin Soup with White Miso Cream~
さりげなく和のエッセンスを取り入れたかぼちゃスープ。普通に美味しい。(笑)
ワインをボトルで頼んでいたのですが、次が来るのが結構遅く、結局2品目をいただく前に1本飲み干してしまったM達。(笑)
手持ち無沙汰になるので、ワインやパンに手を出し始めると、最後のお料理までたどり着けなくなってしまうので要注意。(笑)
でも、黒トリフ入りのバターが堪らなく美味い!!!
止まらない止まらない・・・(笑)
2品目はキングフィッシュのカルパッチョ。~Sashimi of Kingfish with Blackbean &Orange~
お刺身、ソースの温度が絶妙。冷やしすぎず、魚の脂が心地よく柔らかい。
~酒サムライ・TETSUYA~
全国の若手蔵元で組織する日本酒造青年協議会より「酒サムライ」の称号を叙任し、日本酒や日本の食文化が世界に誇れる文化であることを、広く世界に伝える役目を担っている哲也さん。
ドリンクメニューには、日本各地から選び抜いた銘酒の数々がリスティングされていました。
3品目のNZスキャンピー。~Soft Roast Scampi tails with Herb&Citrus Oil~
これもとにかく温度管理がしっかりされている。舌に乗せた時に程よく溶ける甘さとスキャンピーの旨味成分に頬までとろけてしまいそう・・・。
TETSUYA’Sのシグネチャーディッシュといえば、かの有名なこちらの一品。
「オーシャントラウト(鱒)のコンフィ」~ Salad of Confit Ocean Trout with Zucchini & Non-Pasteaurised Roe ~
知り合いの日本人からは賛否両論の一品ですが(笑)、M的にはやはり今日のキーポイント「調理温度」の部分で卓越した腕前を感じました。
アバロニの一品を楽しんだ(何故か写真がない・・・)お次は「蛸のラビオリ」 ~Paviolo of Octopus with Oregano&Black Olives~
ご一緒した方は「グッドチャレンジな一品」と評価していましたが、日本人の口にはもっとシンプルで薄い味の方がより楽しめたのでは・・・
と。もちろん国籍や育った環境、食習慣など、百人百通りの味覚の感じ方がある訳ですから、全ての人に満足がいく料理に仕上げるのは不可能に近い?!
ワインはグラスで赤ワインをオーダー。ワインリストにはTETSUYA’Sのオリジナルワインがあるので、そちらもお手頃で質の高いワインが楽しめます。
シーフードのコースが終わり、次から2品はお肉料理。
①Roasted Breast of Duck with Crystal Giger &Lime
②Grass-Fed Tasmanian Angus Beef with Swiss Browns &Porcini
ポイントポイントで和の食材を生かした仕上がりに。
ここからデザートが3品。
①Pione Grape Sorbet with Sauternes Jelly
②Cannellini Beans With Mascarpone &SoyCaramel
③Salted Sable With Lemon Scented Leatherwood Honey
2品目のマスカルポーネチーズと豆乳キャラメルに何の種類か分からなかった豆が入ったデザートは、甘さ控えてながらも豆の甘さが程よく心地良い、今日の3品のデザートの中で一番M好きなテーストでした。
最後は和食器に注がれたコーヒーと小さめのデザートで本日のお食事は全て終了。
どれも本当においしゅう御座いました。(笑)
数ヶ月前でないと予約が取れないという人気ぶりは不景気な今でも変わらず。
アメックスなどのクレジットカードのコンシェルジュサービスやホテルのコンシェルジュなどを通すと、比較的近い日でも取りやすいが、やはり週末となると最低でも1ヶ月は先の予約に。
早めの予約をオススメします。
11コース $200
529 Kent St Sydney NSW 2000, Australia
(02) 9267 2900
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