いまレストラン戦線が繰り広げられようとしているNorth Shore地区Crowsnest。

一番賑やかな交差点の角に位置するのが、今日ご紹介するモダンジャパニーズ

「WAQU」

この日は春の新作メニューをテースティングに行ってきました。

コース限定のメニューは、季節毎に和洋両方の経験を積んだ総料理長のアイデア豊かな斬新さ際立つ料理が楽しめます。

程よく落とした照明や店内のインテリアが、大人の落ち着いた雰囲気を演出していました。

1品目は2種類のアミューズから。

左は揚げた鶏とイカに海苔の香りがアクセントになった塩胡椒と出汁が効いたマヨネーズを共にいただく和風な仕上がり。

塩加減も程よく、1品目から食欲をそそる内容に。

右は特製の味噌ペーストの上にタイガー海老やいくら、オクラが上品に盛られた一品。色鮮やかで春らしい見た目。

2品目は春の野菜スープ。

空豆と茶豆のスープに冷たいトマトの泡を乗せたもの。トマトの酸味と2種類の豆のコクがよくマッチしていました。

3品目は3種の刺身盛り合わせ。

この日はサーモン、まぐろ、ハタの3種類をタスマニア産の生わさび！でいただきます！

ハタに添えてあったゆず胡椒、これはポイント高かったです！（笑）

4品目は3種類のオントレーメニューの中からお好きなものを一品選ぶ事ができます。

①帆立と蟹のムース　②ロースト鴨と燻製オイスターのサラダ　③温泉卵とフォアグラの盛り合わせ

どれも春の訪れを感じさせる香りや食材を上手に用いていました。

どれも甲乙付け難いですが、M的には③のオーガニック卵を69度で火を通し、フォアグラや甘みのある春野菜と共にいただくこちらがオススメ。

最後のカラスミのパウダーがアクセントに。

5品目のメインはこちらの3種類からチョイス。

①生姜の黒豚ロインとリブ、②本日のお魚、③和牛ステーキ

①の黒豚は一皿から数種類の生姜ベースの味付けが楽しめる。生姜が豚の脂っぽさを緩和させて、アップルペーストの甘みがお肉の旨味成分を引き出していました。お肉の量が少し多かったかな・・・（笑）

最後のデザートはピンク一色の可愛らしい仕上がりに。

苺のムース、マカロン、ジェリーにピンク胡椒のピューレを添えた、斬新ながらも絶妙な組み合わせのデザート。

甘すぎず、あっさりとした爽やかで春らしい一品。

これだけいただいて6コースでなんと＄60という驚きのお値段。（+1コースで＄75）

春の訪れを目で舌で楽しめるコース料理でした！

今回のメニューは12月4日まで。

 詳しくは　www.waqu.com.au

WAQU modern japanese dining

308 Pacific Highway,

Crows Nest NSW 2065

PH. 02 9906 7736

Dinner: Tuesday-Sunday

6.00pm-10.30pm

Close Monday

Fully Licensed

Available good range of Australian and New Zealand wine. 11 by the glass.

Unique Japanese style cocktails,

sake and Japanese and local beers.

BYO: bottle wine only Corkage:$5.00/person.