Question: 目力のあるメイクをしてみたいので、アイラインを引いてみたのですが、ラインがガタガタになり、うまく出来ません。
私たちプロもナチュラルメイクをする時でもほとんどの場合、アイラインを使用します。
引く時のコツはいくつかありますが、まずアイラインの種類から。
基本的に2種類あり、
1つはペンシルタイプ(ジェルタイプも含みます。)もう一つはリキッドタイプです。
リキッドタイプは細くはっきりとしたラインを引く事が出来、にじんだりよれたりしにくいという利点がありますが、反面、乾きが早く、一度塗ったらこすっても取れないので、ライン引きに慣れていない初心者にはお勧めできません。
その点、ペンシルアイライナーは失敗したら綿棒でふき取るなど何度でもトライできるので慣れない人にも安心です。
アイラインを引く時、まずは1本の線を引く、と思わないこと。
まぶたの皮膚はやわらかいので、プロですら一気に一本線を引くのは難しい!!
綺麗に描くコツは「短い線」をまつ毛のキワに沿って小分けに引いて、最終的に1本の線につなげることです。
そうすれば、まつ毛のキワに繊細なラインを入れることが出来ますよ。
不慣れながらリキッドラインを入れたいあなた!!
慣れるまではまずはペンシルライナーで下書き用にラインを引いておいて、
さらにその上にリキッドライナーでラインを引くようにすれば失敗は免れます♪
慣れたらリキッドラインのみにすればいいのです♪
時々アイラインがまつ毛のキワまで入っていなくて、伏せ目がちにすると、ラインとまつ毛の間に「皮膚」が見えてしまっている人がいますが、それではメイクは台無しです!
自分では目を開けた状態しかチェックしないので、意外と気が付かないものなんですが、見えていないのはその人だけ。ほかの人にはまつ毛のキワまでしっかり見 えてしまっています!思い当たる方、くれぐれもご注意を!!
今日からは「キワに短い線を入れてつなげるワザ」を試してみて下さい!
そしてさらに! 引いたアイラインを、よりナチュラルに見せながら、目を効果的に大きく見せるワザがあるんです!
それは・・ペンシルアイラインを入れたら、同じ色のアイシャドーを上から重ねること!
重ねる部分は引いたアイラインよりもアイシャドーをやや太く入れる事。
1つはペンシルアイラインは失敗が許される反面、どうしてもよれたり、にじみやすい。
そこでその上にアイシャドーを重ねることで、(粉をのせることで)崩れを防ぐ。
もう一つは、ペンシルアイラインの上にやや太めにシャドーラインを重ねることで、まつ毛のキワに濃淡のグラデーションを作り、目元により深みを出し、目を縦長に大きく見せるため。
また、アイラインは、ブラックかブラウンと思い込んでいる人が多いのですが、特にペンシルアイラインは、コンビニや、ケミストで売っているコスメメーカーなどでもブルー、グリーン、パープル、ネイビーなどきれいな色がたくさん手に入ります。値段もとてもリーズナブル。
ラインを引いたら顔がきつくなる、と思っている方、ためしにブルーのラインを入れてみて下さい。
アイラインは色によって、目元をはっきりさせるだけでなく、明るく見せたり、優しく見せたりすることも出来るんです。
一重や、奥二重でラインを入れても隠れてしまう、と言う人でも、下まつ毛のキワに綺麗な色のラインを入れてみて下さい。
目元がぐっと明るくおしゃれに引き立ちますよ。