フィッシュマーケット再発見!
おいしい魚が食べたい!そんなあなたに贈る、世界第2の魚市場、シドニーフィッシュマーケットのレポートです。シドニー在住6年の某役員をナビゲーターに、シドニーそこそこ初心者たち5人がぞろぞろと、美味しいシーフードを買いに行ってきました。フィッシュマーケットの駐車場では大きなペリカン君がお出迎え。
車のドアを開けると、強烈な海の香りが迫ります。あ、お買い物スタイルには気をつけて。裾の長いパンツ系は、この強い香りをうっかり家まで持ち帰ってしまうかもしれません。
広いマーケット内には多くのお店がありますが、どの店にも所狭しと並ぶ魚たちが圧巻です。近所のスーパーではまずお目にかかれないような新鮮なシーフードがいっぱい!お店によって値段もまちまちなので、まずはじっくり見比べて、本日のお買い物を頭の中にインプット。エビはこのお店が新鮮そう、アサリはこっちのお店ね。お刺身は、、メモメモ。
途中、奥の建物の入口付近にいる、有名な(?)カキ剥きおじさんの鮮やかな手さばきにしばし見とれてから、小腹のすいてきた一同、ナビゲーターお気に入りの回転寿司店へ。カキ剥きおじさんの少し奥右手です。お向かいのリカーショップでワインを買って早めのランチ♪と盛り上がっていたのに、あれ?お寿司が回ってない?回転寿司なのに?ガーン。お寿司が回るのは金・土・日だけとのこと。取材日は残念ながら火曜日でした。皆様は曜日を確認してからお出かけ下さいませ。ちなみに平日は店頭で売っているお寿司などを買って、その場で食べるのはOKだそうです。
回転寿司店の少し先にはチーズの種類が豊富なDeliと、その奥には野菜やお花のお店もあって、なかなか便利です。シーフード料理のお店もたくさんあるので、海沿いのパラソル付きテーブルで海を見ながら食べるもの気持ちいいですね。
お魚は切り身もありますが、丸ごとのお魚もお願いすればその場でうろこを取ったり(scale)、内臓を取ったり(clean)、2枚におろしてくれたり(fillet)します。大きな鯛も綺麗にしてもらって、そのまま塩釜や鯛めしなどにすると美味しそう。イカも種類がたくさんあります。カラマリはちょっと硬めでフライにすると美味しいです。
タコも小さな可愛いいいだこの他に、大きな生のタコもいます。茹でて寿司ネタにしたり、マリネなどにも。
活ロブスターは、赤と緑がいます。お刺身にするなら断然、赤がおすすめ!緑は火を通すと鮮やかな赤色になります。お料理によって使い分けるといいですね。
活ロブスターを購入し、ナビゲーターのレクチャーでロブスターのお刺身を作ってみることに。今回購入したのは小さな550gの赤ロブスター。37ドルでした。まずは冷凍庫に入れて(1~2時間)仮死状態にしてから、少し包丁を入れて頭をはずします。それから腹側の殻をはさみでパチンパチンと切って、身を取り出します。一口大に切ったら殻に盛り付けて、ハイ出来上がり!意外と簡単。見た目もゴージャスで、お客様にお出しするにもいい感じです。そして肝心のお味は、思いのほかさっぱりしています。甘エビをもっとぷりぷりにした感じで、コリコリしていて本当に美味しい!お醤油なしでも充分いただけます。
でもこのロブスター、それだけじゃないんです。残った殻を180度のオーブンで10分程度焼くと、殻に張り付いていた残り身がぷりっと取れて、先程とは違った甘みたっぷりのもうひとつの味わいが楽しめます。頭は一緒に焼いてもいいし、下茹でしてからお味噌汁に入れてもまたまた美味しいです。この時、ミソは別にとっておいて最後に入れるのがポイントです。
シドニーフィッシュマーケットには、私たち日本人の大好きな美味しいものがぎっしり詰まっています。上手に利用して、毎日を美味しく健康にお過ごしください。なお、シドニーフィッシュマーケットでは、お料理教室も開催しています。有名なシェフが講師を務めることもあり、大人気とのこと。詳しくは(http://www.sydneyfishmarket.com.au/)をご覧下さい。
ちなみに取材者の晩ご飯はGreenKingPrawnでエビフライ。XLサイズ10匹で11ドル前後でした。
美味しい一日、ごちそうさまでした。(取材・文:婦人部)