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美味しい料理とワインを楽しむ旅 Vol.4 Hunter Valley

ハンターバレーには120軒以上のワイナリー、セラー・ドアが点在し、その成功に牽引されて、近年では数多くのレストラン、宿泊設備、

ツーリストアトラクションが発展しています。ワインのことはあまりよく

わからないという方でも、テイスティングを何軒かしているうちに、

葡萄の品種やヴィンテージ(収穫期)の違いがわかるようになります。ワインのことは一通り理解しているけれど、オーストラリアワインには縁がなかったという方にも、オーストラリアワインの特徴や、料理とのあわせ方を学んだり、ここでしか手に入らない逸品などを発見したりします。

収穫年

1973

5

8

1974

8

5

1975

5

8

1976

7

5

1977

4

5

1978

7

5

1979

10

10

1980

5

5

1981

5

9

1982

6

8

1983

8

10

1984

8

6

1985

6

6

1986

8

7

1987

7

7

1988

6

7

1989

7

8

1990

8

5

1991

7

9

1992

6

6

1993

7

9

1994

8

6

1995

7

7

1996

8

9

1997

7

7

1998

7

9

1999

8

8

2000

10

9

2001

7

6

2002

8

7

2003

10

10

 10-sperb, 9-great,

  8-very good, 7-good,

  6-average/good,

  5-average  4-poor

同じワインメーカーの同じ種類(品種)のワインであっても、葡萄の収穫年によってその品質にも違いが現れます。

左表は過去30年のハンターバレーワインのヴィンテージチャートです。

皆さんの生まれた年の、ハンターバレーのワイン

は赤、白、どちらが出来が良いでしょう?

(美味しいかそうでないかは個人の主観により違うので、あくまでも参考程度に考えて下さい。)

 

比較的海岸線から近いこのエリアが葡萄の栽培に適しているとは考えづらいのですが、1月から4月にかけて降る530mmの雨(年間降雨量の70%にも及ぶ)と湿気と雲が、

多量の塩分を含む海風や熱波から畑を守る重要な役割を果たしています。

でも、本当のところは湿度が高いエリアは実際問題として葡萄の栽培には適していないのですが、国内最大市場であるシドニーまで2時間あまりの地理的条件は、世界最高水準のワイン醸造技術をもつオーストラリアのワインメーカーたちの品質へのこだわり、仕事への情熱に重要な刺激や影響をあたえているといわれます。

最近では、より乾燥した内陸部のオレンジ、マッジーなどで栽培・収穫された葡萄をハンターでブレンドしているワイナリーも増えているようです。

(つづく)

 

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