オリーブオイルの話だけで、今日で 5回目になってしまいました。なかなか本題に戻せずに苦労しています。ともあれ、昨日のつづきです。オリーブの果実からできるものは、オリーブ(あたりまえ)、オリーブオイルといった食品以外にも、オリーブ石鹸、オリーブクリームなどスキンケア製品もあるわけですが、今日はそっちのほうのお話までいけたらなと思います。
↑【Olives, McLaren Vale, Fleurieu Peninsula, South Australia】 This image is protected by copyright to the South Australian Tourism Commission
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↑【Olive Tree】 This image is protected by copyright to the Tourism Victoria
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■ オーストラリアオリーブ産品の特徴 |
オーストラリアのオリーブ産品は、少量・多品種・高品質といった特徴があげられます。昨日のブログでも書いたとおり、オーストラリアのオリーブ栽培は歴史が浅く、栽培農家の規模も全体的に小さいです。けれども、気候や土壌に恵まれ、最新テクノロジーも導入されています。オーストラリアオリーブ協会では2008年までのプロモーション戦略として、これらの特徴を活かしたブランドイメージの確立を第一に掲げており、各商品分野でもっとも品質の高いレンジに焦点を絞って世界市場に乗り込む準備をはじめているそうです。
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Bohena Olives Athro Balm $8/50g
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Bohena Olives Natural Body Soap $6/100g
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Bohena Olives Face Cream $18/100g
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■ オリーブ果汁からつくられるスキンケアプロダクツ |
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Olive Gloves Vol.1で触れたので、くどくど説明するつもりはありませんが、要はオリーブにはお肌がつるつるになる成分がたくさん含まれているのです。そこで、試しにエキストラバージンオリーブオイルを数滴手に取り、膝や肘などお肌の曲がり角(?)にちょいちょいと塗ったくってみたのですが、これがサラサラとして、じつにいい具合に肌に馴染みます。乾燥肌やひび割れなんかにもよく効くらしく、ちょっと癖になりそうです。化学薬品に頼らずにつくられた自然派スキンケア商品がとても気になります、ってボクは正直、あまり気になりませんが、女性なら気になるでしょ?気にしてください!
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■ オンリーワンを目指していく |
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オーストラリアでは、ワイナリーも最初の頃は個人経営のところがとっても多かったそうですが、次々と大手に買収されていきました。そんな中、きらりと光るブティックワイナリーも今だに健在なわけで、オリーブオイル業界の皆さんにも、そのセンで活躍していただきたいもの。数量こそ命の大合唱ではなく、品質や顧客満足度のほうを大切に守り続けて欲しいですね。 |
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さておき、日本ではごく限られたものしか入手が困難なオーストラリアのオリーブプロダクツ。オーストラリアへお越しの際は、是非、お試し下さい。オーストラリア在住の皆さん、使ってみてよいものがあれば、コメントお待ちしております。 (つづく) |