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GO!豪!!メルボルン お出かけシリーズ Vol.23 Sunset at Flinders Street Station

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Vol.23 Sunset at Flinders Street Station

メルボルンを代表する傑作建築であるフリンダース・ストリート駅(Flinders Street Station)。その中でも東口ドームは名建築として知られている。メルボルンには1850年から1900年に至るビクトリア時代の建築が多い。1900年年代は、メルボルンは停滞期に入るため、エドワーディアンの著名建築物はあまり多くない。フリンダース駅は1901年に建設を開始して1911年に完成している。

ビクトリア女王の長男の英国エドワード7世王 (Albert Edward VII 1841-1910))の時代であり、エドワーディアンに属する。メルボルンでは数少ないアールヌーボー様式の傑作。クイーンアン様式、クラシカル様式なども取り入れられてたミックス様式だ。

1800年代は、オーストラリアは、ビクトリア、NSW、クインズランド、南オーストラリア、西オーストラリア、タスマニアの6つの植民地がそれぞれに英国とつながっていた。1901年に6つの植民地がオーストラリア連邦として独立。最初の首都はメルボルンだ。(2番目は、現在のキャンベラ。)

フリンダース駅は、オーストラリア連邦首都の中央駅としてふさわしい格式の高さを持ち、世界の中のオーストラリアやメルボルンのステータスを意識して設計されている。設計当時のメルボルンの都市の性格、市民の意識の高まりや自信、未来への希望などを感じさせる20世紀の代表作とも言うべき傑作建築。

建築年:1901-1911年

設計:J.W. Fawcett & H.P.C. Ashworth

建築時代:エドワーディアン(Edwardian)、フェデレーション期(豪州連邦期、Fedelation Period)

建築様式:エドワーディアン・バロック様式(Edwardian Baroque style)

登録:ビクトリア州遺産 Victorian Heritage Register

中央ドームと正面ファサードのアーチ構造が特徴的。西口の時計台やエリザベス通り方面やヤラ川方面などからの眺望など見る方向、見る時間により違った印象を与える。

1850年代のフリンダース駅は、現在よりも西側(エリザベス通り側)に位置していた。現在のドームの場所には、1860年に建設されたメルボルン市公営魚市場があったがドームの建設と共に取り壊された。

写真の右側にClockというギャンブル場があるが、この場所には1850年頃から30年以上に渡って、メルボルン市の公営死体置き場(Morgue)があり、1890年に取り壊された。

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