天気が良い日は景色がいい場所でランチしたい（私）　＆　最近ギリシャづいている（奥さん）

ということで今週の週末ランチは、リトル・グリーク街「Brighton Le Sands」のギリシャ料理「KAMARI」で決定～！

いや、別に常連ということではなく、今回初めて訪問するお店です・・・奥さんが前から気になっていたお店です。

外でも食事できますが、車の通りが多いので今回は中にしました。

太陽の日差しが届かない店内から眺める外の風景は、まるで映画館でスクリーンを観ているようです。う～ん、悪くないですねー！

よ～く見ると沿道の柵がカトラリーのデザインですね。お皿にのってるのはなすび？

さすが、プチ・リゾート地、ちょっとしたところで楽しませてくれます。

さて、今日はまず「Taramosalata an authentic fish roe dip」を注文。

 香ばしく焼き上げられた薄生地のピタ・ブレッドを、クリーミィなタラコ・ディップにつけていただきます。

（ちなみにタラコとTaramo、音は似ていますが特に関連はないようです）

メイン料理が出てくるまでの間、とりあえずなんか食べてよっか、的な感じでオーダーしたのですが、これが美味しくて食べるわ、食べるわ（笑）。

やばい・・・止まらない・・・このままだとメインが運ばれる前にお腹がいっぱいになってしまう・・・笑

お隣のテーブルも同じピタ・ブレッドを食べていましたが、こちらは数種類のディップがついていました。こちらの方がお得そうですね。

さて、私がオーダーしたメインは「Chargrilled Barramundi」

バラマンディーは大好きな魚なのでよく食べますが、そう言えば炭火焼は食べた記憶がないので、オーダーしてみました。

食べた瞬間は微妙にレアな感じで若干生臭さが気になりましたが、食べ進めると徐々に炭火焼ならではの白身に移った炭の香ばしい香りが、

微妙なレア加減をうまく消してくれて、白身魚本来の味が楽しめます。レモンと胡椒をたっぷりかけていただきましたが、

付け合せのガーリックソースともとっても相性がいいです。でも正直なところ、もうちょっとだけ火を通してほしかったなー（笑）。

付け合せのポテトはバターがうまく絡んでいてとっても美味しかったです。

奥さんは野菜たっぷりの「Chicken Santorini 」をオーダー。

これは完璧でした！カリカリに焼いてある鶏皮と厚みのある柔らかい胸肉、

そしてその間につめてあるハローミ・チーズ（キプロス産チーズ）とホウレン草が味のアクセントになっています。

そしてクリーミィなトマト・ソースが全体をやさしく包み込み、緑、白、黄色、橙色の野菜たちを彩りよく絶妙なバランスで味を調えています。

 日本の焼き鳥屋さんが大好きで、必ず「とり皮」を頼む私にとって特に皮の部分が絶品でした！

外はカリカリで内側はほどよく脂肪がのっていて、ジューシーな逸品です！

そして食後は目の前にあるビーチに移動してティー・タイム。

ここは私達のお気に入りスポット。それは、目の前に広がるオーシャン・ビューもさることながら、

湾を挟んで向こう岸がシドニー空港の滑走路なので、飛行機の離発着を眺められるからです。

息つく暇もなく繰り返されるランディングとテイクオフ。飛行機好きの私達にとってはたまらないスポットなんです。

何時間いても飽きることがありません。

年少の頃の思い出。地元の飛行場（小松空港）の金網にしがみついて、

父親に肩車をしてもらって飛行機が飛び立つのをずーと見ていた記憶があります。

そのときの飛行機は青色だったような気がします。きっと、全日空機だったんですね（JAL関係者の方、ごめんなさい！

でも今は日本に行くときは赤色の飛行機に乗ってます！笑）。

延々と続く離発着を眺めながら、隣で奥さんが「あれはボーイング７７７、あれは７４７、あっエアバスが来た！

この機長はランディングが上手だわー」などと言ってるのを聞き流して（いや、ちゃんと聞いてます）、僕は小さい頃の記憶を思い出し、

テイクオフするこの人達は今からどこに向かって飛び立ち、そしてそこには何が待ち受けているのであろうか、

そしてランディングした人たちはシドニーに帰ってきたのだろうか、それともやってきたのだろうか・・・

みんな幸せなことが待ち受けていればいいのに・・・そんなことを思いながら、気持ちの良い風を受け、穏やかで、

そしてゆったりとした週末の午後を過ごすのでした。

RK

KAMARI

82 The Grand Parade

Brighton Le Sands

 (02) 9556 2533

 BYO(Wine only)