♦うさん臭いきっかけ・・・♦
先日、日本のテレビ番組で、著名人のサクセスストーリーや、これまでの動機やきっかけを紹介するドキュメンタリー番組がやっていた。 著名人といっても幅広く、スポーツ選手だったり、アイドルだったり、コメディアンだったりするのだが、どれもこれも“そ、それは本当ですか?”と疑いたくなるような、 “きっかけ”や、“エピソード“に驚かされた。 その番組の中で、某人気アイドルがこんな事を言っていた。 “私は幼い頃から松田聖子さんが大好きで、4歳の時から歌手になる事だけを 目指していたんです” その割には、お歌が余り上手でない彼女だったが、4歳で将来の夢を目指している子供なんて実在するのだろうか。私が4歳の頃は、靴の右左を履き違えていた程マヌケな子供だったので、とても想像がつかない話である。 他にも、某人気プロ野球選手がこんな事を言っていた。 “小学校2年生の時、テレビで長島茂男選手がホームランを打ったのを見た時、体中に電気ショックを感じ、 その瞬間僕もプロ野球選手になると決めたんです。“ 何だかうさん臭い話である。
8歳の少年がテレビの野球中継を見て、体に電気ショックを感じ、将来を確定したなどという話しは、正直信じがたい。私が幼い頃に電気ショックを感じたのは、理科の授業で、豆電気の実験の際に、誤って指に電流を流してしまい、“バチッ!”という音が流れた時くらいである。 その時に私が確信したものは、電池のプラスとマイナスの関係が嘘でない事くらいである。 他にも、某女性タレント医師は、“幼い頃から、血が飛び散ったりするホラー映画や、カエルの内臓が飛び出す 解剖などが大好きで、将来医者になりたいと思った”などと言っていた。 近頃の子供が、こんな話を供述したならば、即日精神科医を紹介されそうだが、 これが彼女の医者になったきっかけだと言うのだから仕方がない。 そんな話を友人のM子にしたら、M子はあっさり私にこう言った。 “どれも信じがたいけど、だからあんたも私も根っから凡人なんのかもね・・・・・・。”
ごもっともな意見である・・。
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