アーティスト、高宮典夫氏による版画展が、12月1日から2011年1月3日まで、シドニー市内の紀伊國屋書店ギャラリーにて開催されます。
高宮氏は日本で東京芸術大学大学院を卒業し、美術教師を務めた後、オーストラリアのウロンゴン大学大学院に進み、現在はキャンベラに在住してアーティストとして活躍されています。
紀伊國屋書店ギャラリーでの個展は、2007年、2008年に次いで3回めとなり、一貫したテーマは「文化の並存」です。文化的には西洋社会の影響を受けたデジタルイメージの時代にあって、あえて伝統的な日本の木版画の技法を使い、西と東、新と旧など、異なる要素を並べることで、特に文化的ステレオタイプを対照化する試みは、見るものにユーモアを感じさせる作品として仕上がっています。
日本人としての文化的素養を持ち、西洋社会であるオーストラリアに住んで創作活動を続ける高宮さんにとって、このテーマは本質的なものです。
是非、足を運んでみてください。
期間:2010年12月1日(水)〜2011年1月3日(月)
場所:KINOKUNIYA ART GALLERY (LEVEL 2, THE GALLERIES, 500 GEORGE STREET, SYDNEY 2000)
時間:月〜土 10am – 7pm (木は10am – 9pm) 日10am – 6pm
無料
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