今日は、先日のセールの合間にランチしたビルマ・レストラン「Bagan」をご紹介します。
(あれっ、車内で菓子パン食べてなかったっけ???ハハハ、気にしない、気にしない・・・)
このレストランは昔々一度訪れて、とても印象深かったお店です。
今は「ミャンマー」ですが僕たちの世代にとっては「ビルマ」と言った方が親しみがあります。
ビルマと言えば「ビルマの竪琴」が真っ先に思い浮かぶ僕。小学校のクラスでこの観劇を演じた記憶があります。
主役の水島上等兵役を演じたクラスの番長的存在だった田中君は、演劇が終わった後もその役からすぐ抜け出せないようで、
しばらく近づきがたい雰囲気が漂ってた・・・でも2~3日後にはいつものガキ大将に戻ってた・・・
今頃田中君はどこで何してるのだろう?その役を演じたことをときどきは思い返してるのだろうか?
実は今年9月に日本に帰国した際、書店で「ビルマの竪琴」が目にとまり、
この物語のクライマックスでもある「お~い、水島ー!一緒に日本へ帰ろうー!」という箇所を立ち読みして、
どうしてももう一度読みたくなり買ってきたはいいが、まだ本棚に眠りっ放し・・・
(実はこのブログ書いててこの本買ってきたのを思い出した!)
僕の思い出のビルマというとそんな感じですが、お料理はというと・・・
<PICKLES TEA LEAVE MIX WITH FRIED BEAN SALAD>
前回来たときもオーダーした一品です。前菜としては最高です。
シャキシャキの野菜に混じって、カリカリに揚がった大豆が入っています。
大豆を揚げるって発想が面白いですねー。野菜と大豆の大地の味わいが上手くミックスしています。
<MOHINGA>
これ、オーダーした際は気付かなかったのですが、食べ始るとともに、うん?この味?いつかどこかで食したような???と・・・
そうそう、思い出しました!以前「ASEANA」というお店で食べた、ビルマでは朝食として食す伝統的なスープ・ヌードルですね。
この魚の出汁が効いたスープで思い出しました。しかしこちらは以前食したものより、魚の出汁が強く、濃厚な味わいです。
僕が「ASEANAで食べたやつの方があっさりしていて食べやすいなー」と言うと、
奥さんは「いや、絶対こっちの方が本場の味なんだよ、ビルマ(ミャンマー)ではこのテイストなんじゃない?」と・・・
うん、確かに食べ慣れてくるとインパクトがあり印象的な味わい。
そして下の写真にあるとうもろこしを固めて揚げたような塊は、実は大豆。
このかけらの味わいはというと、まさに「ザ・ドライ納豆」って感じで、このスープ・ヌードルを深い味わいにしています。
そして食べ終わる頃には、長年食べてきたような親しみのある味わいになってきます。何とも不思議なテイスト・・・
奥さんは大絶賛しながら、最後の一滴までスープを飲み干してました。
<SEAFOOD DAL OO>
魚介類と野菜がてんこ盛り、このボリュームで何と$13!
これは食べ応えありました。食べても食べても減らない・・・
テイストは日本人好みですね、このソースが少しとろみがあり、日本のあんかけソースって感じです。
<BEE HON FRIED VERMICELLI WITH BEEF>
ちょいと塩辛かったですが、味わいはこれまた日本人好み。特に日本人男性には受けるはず・・・
食べても食べてもお腹が空いてた10代の頃、こういう味が濃い目の炭水化物系、しょっちゅう食べてませんでした?
具をかき分けると、中からたっぷりの春雨が・・・味の濃いところと薄いところがあるので、ほどよく混ぜ合わせて食べてください
結構なボリュームだったので食べきれず、持ち帰ってビールのおつまみとしました・・・最高です!
汗っかきの僕が汗を流してたら、人懐っこい店主が「暑い?」と日本語で声をかけてくれました。
見た目も日本人っぽく、話をしていても日本人っぽく、そして何よりビルマ料理って日本っぽい・・・
ビルマ人と日本人って、ひょっとしてとても近い人種なのかも?と思いました。
水島上等兵がビルマに残る選択をしたのもうなずけます・・・いや、もっと奥の深い話だった・・・
今日はブログを書きながら、遠い国ビルマ(ミャンマー)を想うのでした・・・
Bagan
Shop 4, 41 The Boulevarde, Strathfield8746 0666
Tues-Sun 11am-10pm
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