ようやくシドニーの夏らしい気候になってきましたねー!
週末も良いお天気でしたけど、皆さん、いかがお過ごしでしたか?
独身の頃の夏、晴天の日は朝からいてもたってもいられず、よくビーチに駆け込んでいました。
あの、トロンとした空気と日差し、波と風の音、目の前に広がるオーシャン・ビューにときどき目をやりながら、
読みたかった本を読み漁る・・・僕にとっては、何とも至福の時間と空間でした。
その名残が今もありまして、天気が良い日はうずうずして出かけずにはいられないのです・・・いざ、海辺へ!
ということで、今日のランチ候補地は、マンリー、ボンダイ、クージー、マルーブラ・・・
早速ネットやエンターテイメント・ブックで調べるも、どうもピ~ンとくるお店がなく悩むこと延々・・・
ビーチ沿いのレストランって景色はいいのですが、目の玉が飛び出るぐらい高かったり、
料理もたいしたことなかったり、かと言ってちょっと奥まったお店でリーズナブルで美味しい料理を食べてても、
「これって、わざわざビーチに来た意味ないじゃん!」ってことになりかねません。
そうなんです、意外と難しいビーチ沿いの満足ランチ。ま、あるにはありますけどね・・・
ということで、そんなことなら眺めの良いヨットハーバー沿いでランチしようということになり、
このブログではお馴染みの「ripples」に行くことにしました。(結局ご近所かい!)
ワインのBYOはOKなので、ギンギンに冷えた白ワインを持っていくことに。
走った後だから美味しいだろなー。
今日は指輪落とさないようにしないと(前回記事)・・・
この海底奥深くに僕のリングが静かに眠っています。
午後2時半に近いというのに、まだ満員状態。
相変わらず流行っています。
久しぶりに来たのでメニューが変わってました。楽しみ、楽しみ・・・
迷った挙句、今日はオントレ3品とサラダ、デザートをいただくことに・・・
<rocket & parmesan salad w truffle honey roast pears & walnut dressing>
前のブログにも書きましたが、ここのお料理は面白くて、食事とデザートの間に位置する料理がでてくるのです。
この洋ナシがまさにそう。香ばしく焼いてあり、サラダの中に入っている上品(大人の)なデザートといった感じなのですが、
しっかりサラダの一員になっています。
<goats cheese crème caramel w fig balsamic, corn & ricotta steamed zucchini blossom>
こちらもまさにビジュアル的にはデザートですよね?!が!しか~し!ちゃんとしたオントレなのですよー!
もし鼻をつまんで食べたら、見た目と食感はプリンなので、誰もがそう信じると思います。
でも実際には、料理名にある通りチーズなのです。そしてこのちょっと酸っぱいソースがチーズの味わいを引き立てていて、
テイスト的にはデザートとはかなりかけ離れています。面白い料理です、そして美味しいですよ~
<spanner crab spaghettini w chilli, lemon & crustacean butter>
これがまた、美味しくて面白いお料理でした!
一口いただいて「ん?ココナッツ・ソース?」と思ったパスタ。実はこれが「crustacean butter」らしい。
蟹身とバターで作った濃厚なソースが強烈に胃袋を刺激してきます。
蟹のパスタは大好物ですが、このテイストは初めて・・・
でも、一口頬張るごとにどんどんはまっていき、最後には「お替りちょうだい!」となるパスタ。もちろんアルデンテ。
<pancetta wrapped scallops w truffled cauliflower puree, twice baked gruyere soufflé>
帆立にはパンチェッタが巻いてあり、その塩加減がちょうど良く、帆立の甘みを上手に引き出します。
帆立は火の通り加減が絶妙で、これ以上焼きすぎると身が固くなっちゃうし、これ以下だと生っぽいし、という状態。
身の中央だけスッと半生っぽく、僕たちは勝手に「帆立のアルデンテ焼き」と名付けました お見事な一品!
そしてこの二度焼きしたグリュイエールチーズのスフレが、これまた面白いテイストと食感で、舌を愉しませてくれました。
フワっとした歯ざわりと共に口中に広がるチーズの酸味と塩味、鼻から抜ける芳醇な香り。素晴らしいです!
<vanilla bean crème brulee w confit rhubarb & rhubarb ice cream>
クリーム・ブリュレのキャラメル部分を、スプーンでコツコツ叩いて割る瞬間がたまりません。
そのカリカリのキャラメルと、滑らかな歯ざわりのクリームを一緒にいただくと、
口の中でそれぞれが混ざり合って、まるで最初から同じ食材として存在していたかのようなハーモニーです。
バニラの甘い香気も鼻腔を刺激してきます。
ルバーブのコンフィとアイスクリームとは、これまた大人のテイストです。ルバーブの酸味と芳香が愉しめます。
いやはや本日は、お見事なお料理の品々に感服いたしました。
最近は奇抜なモダン・オーストラリア料理もよく見受けられますが、
このお店は確かな技と緻密な計算があっての創作料理だと思います。
素晴らしい!そして景色も素晴らしい!
ripples at sydney wharf
Opposite Star City Casino on Wharf 9
56 Pirrama Road, Pyrmont
9571-1999
www.aquadining.com.au
brunch
sat-sun 10:30am-4pm
lunch
mon-fri 12pm-3:30pm
sat-sun 12pm-4pm
dinner
mon-sun 6pm-9pm
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