いや~、久しぶりにいい感じのパブを見つけました。場所はあの「Tetsuya's」があったRozelleです。
奥さんが前々から気になっていたお店がこのパブにあるのですが、彼女の職場の人がそこで食事して、高く評価していたとのこと。
2009年には「Best Restaurant in a Pub」という賞もとっているようです。
しか~し!このレストランはファインダイニングなので、週末ランチとしてはちょっと贅沢すぎる!ということで、
ここのパブ飯をいただくことにしました・・・実際には厨房が違うので関係ないのですが・・・
それでも、同じ経営だからそんなに悪いはずがない!と勇んで行ってきました!
なんと、建物に書いてある通り、創業1881年のパブです。
130年前・・・、日本は明治14年・・・う~ん、感慨深いですねー。
店内も当時の面影が残っていて趣があり、歴史を感じます。
吹き抜けの天井から吊られている明かりが、なんとも情緒的。やさしく、暖かい光で店内を照らしています。
店内のお客さんはほとんどが小さい子供連れのファミリー層。わかるような気がします、子供たちも居心地良さそうだし。
僕たちは窓に面したテーブルにつきました。
130年前の人も、この中庭に目をやりながらビールを傾けていたんでしょうかね・・・
さて、お腹ぺこぺこなのでランチといきましょう!
まずは、タパスメニュー7種から3チョイス($17)セットをオーダーしました(5チョイスだと$25)。
タパスメニューはこんな感じ。
Marinated goats cheese
Portuguese poached chicken wings
Pumpkin, parmesan and cashew dip
Corn fritters with tomato & coriander salsa
Gravlax, shaved fennel & orange salad
Zucchini flowers stuffed with pumpkin & ricotta
Lamb meatballs with tzatziki
今日はチキンウィングス、コーンフリッター、ズッキニーフラワーをチョイス。じゃん!
<Portuguese poached chicken wings>
「ポルトガルの」という響きに惹かれてオーダーしましたが、僕たち的には、もうちょっと火が通ってた方が好みなんですけど・・・
まぁ~「poached」だから、そりゃ~そうなんですけどね。
<Zucchini flowers stuffed with pumpkin & ricotta>
素朴なディッシュですが、しっかりとした味わいです。サクっと口に含むと同時に、リコッタチーズとかぼちゃのテイストが口に広がります。
ソースも各素材の味わいを邪魔することなく、さりげなく主役達を引き立てています。
<Corn fritters with tomato & coriander salsa>
こちらもオーソドックスな味わいですが、コーンの甘味がしっかり衣で包まれていました。
つなぎにポテトかポテトスターチ(それともコーンスターチかな?)を使ってるのでしょうかね、とにかくサクッとしています。
あとサルサ・ソースもコーンとの相性抜群だと思いました。
そして奥にひっそり重ねられてるブレッド、何気なく口に含むと「ん?何このモチモチ?うめー」となります。
そしてタパスとは別にもう一品。
<House-made salmon burger with Asian spices, cucumber & mixed leaves with hand cut kipfler potato chips>
実はもうひとつ<Kurobuta pork, bacon & apple cider pie with short crust pastry>とどっちにするか悩んだのですが、
どちらかと言えばヘルシーな感じのサーモン・バーガーをチョイス!(いやいや、チップス付いてるから全然ヘルシーじゃないし!)
もとい、サイドディッシュの<kipfler potato chips>をまず一口。
うまー! 奥さんと二人で「まるでイモ食べてるようだ」を連発。
(これは以前ブログで書きましたが、我が家では定番の表現方法。「本物」とか「素材がいい」とかの意味が込められています)
そして絶品のサーモン・バーガー!
サーモンのパティ単体でいただくといささかしょっぱいのですが、
このバンズや野菜と一緒に口に含むとちょうどいい塩梅となり(当たり前じゃん!そういう料理なんです!)、
口の中は、サーモンやマヨネーズ、バンズや野菜やらで、そりゃ~大騒ぎ!これらが一体となって騒ぎ立てるので、
舌も胃もたまったもんじゃありません!こんな暴れん坊のお料理のときは、ワインを流し込んで落ち着かせなくっちゃ!
結果、お酒が見事になくなるなくなる・・・
今日はオーストラリアならではの食文化(いや、イギリス文化か?)、パブ飯を堪能できました!
お料理だけではなく、子供達もくつろげるこの空間、とっても居心地がよかったです。
それにしても、後ろのテーブルのオージーファミリーの女の子が注文していた「黒豚のパイ」、めっちゃ美味しそうでした・・・
身体をひねってストレッチするふりをして、チラ見しまくり・・・今度は絶対これオーダーするぞ!!!
そして目の前のテーブルで食事を楽しんでいるオージー・ファミリーの一員の5歳ぐらい女の子、僕にめっちゃ熱い視線を投げかけてきます。
それに応えて面白顔すると、ケラケラ笑ってました。奥さんいわく「あの年頃の女の子と君って、ちょうど同じ感覚だよねー」とのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうかも・・・・・・・・・・・・
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