アルフォンス・デーケン “悲嘆のプロセス”
身近な人が亡くなったときなど、その体験を処理していくプロセスです。
①精神的打撃と麻痺状態、死別の衝撃により、一時的に現実感覚が麻痺した状態
②否認、相手が死亡したという事実を否定する。
③パニック、死に直面した恐怖によるパニック状態
④怒りと不当感、不当な悲しみを負わされたという感情による強い怒り
⑤敵意と恨み、周囲の人や亡くなった人に対して、敵意という形でやり場のない感情をぶつける。
⑥罪意識、過去の行いを悔やみ、自分を責める
⑦仮想、空想の中で亡くなった人がまだ生きていると思い込み、実生活でもそのように振舞う
⑧孤独感と抑うつ
⑨精神的混乱と無関心。
⑩諦め、受容、現実に直面しようと思う
⑪新しい希望、笑う事を再発見する
⑫立ち直りの段階、新しい自分を認識する。
シドニーこころの相談室 (サイコロジスト やのしおり) St. James Trust Building, Suite 219, Level 2, 185 Elizabeth Steet, Sydney 2000 0416-006-835
|