『Otwayの宝石』 Melba Gully
【2011年7月18日掲載】
Great Ocean Roadの裏道第3号、今週は『Otwayの宝石』として知られるMelba Gullyをご紹介します。
Melba Gullyは年間降水量2000mm以上という、ヴィクトリア州のなかでも最も湿度が高い地域。その豊かな水資源のおかげでMelba Gullyには一年を通してMyrtle Beech、Blackwood、Tree-ferns、そのほかさまざまな種類のFern Treeやコケが育つまさに湿地帯植物の宝庫となっています。この地帯に生息している木々は世界でも最も古い種が残っているので、森のの中を歩いている と、まるで恐竜にでも遭遇しそうな気分になります。
Melba Gullyでも有名なウォーキング・トラック『Madsens Track』は初心者でも楽しみやすいように管理されていて、ひとめぐり歩いても40分ほどしかかからないのでおすすめです。歩きやすいように舗装されて いますが、トラックは生い茂る木々の間を縫うように走っていて、Otwayの森を大満喫。Melba Gully途中で美しい渓流Johanna Riverや樹齢300年をこえるというBig Treeなどを見ることができます。
このMelba Gullyには、世界でも珍しい生きものその①、肉食カタツムリ『Otway Black Snail』がいます。その名のとおり、忍者みたいにまっくろです。寒くて湿った地域にしか生息できないため、生息地はColacからApollo Bayのあいだの湿地帯に限られています。
Otwayにいる珍し生きものその②、蛍の一種『Glow Worm』。Otwayで一泊するチャンスがある方はぜひ、夜の散歩を試してみてください。(事前にインフォメーション・センターで天候、トラックについ て情報を集めることができますが、はじめての夜のトレッキングは危険なのでツアーに参加するのがおすすめです。)Glow Wormを楽しむコツは、明るすぎるライトを使わないこと、触らないこと、らしいです。
Ryo
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