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セックスライフは収入によって充実する…?

年収6万ドル以下の人の場合、セックスライフを楽しんでいるのは半分以下の44%で、年収8万ドル以上の人は81%が充実したセックスライフを送っていることが調査で明らかになりました。

この調査は、Relationships Australiaによる「Relationships Indicators Survey 2011」で、人間関係におけるさまざまな要因が、その関係性にどのように影響しているかを調査したもの。

例えば年収6万ドル以下では、経済的なプレッシャーを受けずに毎日の生活を上手に送ることは難しいわけで、当然、夫婦が楽しくセックスをするというような余裕の時間がもてないということになります。

経済的なストレスは家族の関係性にひびを入れ、十分幸せな関係というわけにはいかず、当然、性生活にも影響を与えるというわけですね。

なかでも20代や30代がもっぱらセックスライフをエンジョイしているかというとそうではなく、40代以上のシニア世代が比率としては多いんです。

年代別にセックスライフの充実度を聞くと、25〜34歳の年代が65%のところ、40〜49歳が74%、60〜69歳と70歳以上は72%と、シニア世代の性生活の満足後が高いことが分かります。

おそらく20代や30代の人たちにとっては、自分たちのキャリアをアップしたり生活を築き上げていく時期なので、自立するための生活自体のストレスが高く、また、なかにはまだ大学に残っていたり、実家に親と一緒に住んでいたりという人も多く、自分たちの性生活を充実することが難しい環境にあるともいえます。

またシニア世代ほど、子どもの世話から解放されて、収入もそれなりに高額となり、そんな豊かで幸せな環境がセックスにも反映されて満足度が高まるというわけです。セックスはなにも回数が多いとか、激しいとか、相手の数が多いとか、そんなことが重要ではなく、いかに内容のある満足度の高いセックスができるかが大事なんですね。

それに、結婚を決定づけるのは、愛と親密な関係、そして生涯の伴侶として結びつきの3つです。それが、ストレスや仕事のプレッシャーが高まり、そして2人の時間が少なくなると、2人の間がうまくいかなくなり、ついには経済的なストレスと、お互いの話しが噛み合わなくなり、気持ちや期待がずれていき、果てはお互いを信じられなくなって破局を迎えることになります。

その意味では確かに「収入」というファクターは大きな存在感を持っていますし、その裏打ちがあってこそのセックスライフですし、それが満足なものだと万事うまくいくという、まさに愛と幸せの弁証法が成り立つわけですね。

でも、「結局、お金よ!」などと言われているようで、なんだかスッキリしないのですが。

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