ようやくキウイの収穫、選別も終了し、後は出荷するだけになりました。お疲れさまでした!
特にお義母さん、本当にお疲れさまでした!相変わらず年齢を感じさせない働き振りに、完全に脱帽です・・・
と言うことで、僕たちの帰国も近づいてきたので、今地元で話題のお店「沢庵」に3人ででかけました。
実はこのお店、義妹が今回どうしても行きたかったらしく、義妹夫婦が山梨に滞在中に一度電話したのですが、
フルブッキングで実現できず、僕たちが義妹の意思というか願いを引き継いで(いや、執念と言ってもいいかも・・・)、
ようやく訪れることができたお店です。
「前菜三種」
「牡蠣のもみじオロシ和え」
「サザエのつぼ焼き」
「香箱ガニの焼き物」
オレンジは内子と呼ばれる蟹の味噌の一部です。
本日のワインは、甲州ワイン「GRACE」をチョイス。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、最近シドニーのレストランのワイン・リストでもよく見かけるようになりました。
すっきりしていますが、しっかりしたテイスト。さすがオージーにも受ける日本を代表するワイン。深い味わいがあります。
皆さんももし訪れたお店のワイン・リストにグレイスがあったら、ぜひお試しください。日本人らしい奥ゆかしく繊細な味わいがします。
実はこのワイン・メーカーの看板娘(看板ワインメーカー)とのインタビュー記事がJAMSに掲載されています。→こちら
そしてワインを飲み干すと勢い余って竹酒に。だって、そんな気持ちにさせる酒肴ばかりなんですよね~・・・
徳利もお猪口も本物の竹でできてます。日本酒に、ほんのり竹の香りが移り実にいい感じ。
「ブリ大根」
「とろ湯葉とあぶりウニ たまり醤油ゼリー」
「メバルの煮つけ」
「和牛テンダーロイン」
「カレイの唐揚げ」
「梅と湯葉の釜飯」
〆の「蕎麦」
いや~、食った、食った・・・さすが話題のお店ですね、一品一品手間隙がかけられていて、手抜き一切なしのお料理でした!
かなり満足しましたが、気になる点が・・・
「香箱ガニ」って皆さんご存知ですか?僕はもちろん知ってます、北陸出身ですからね・・・
実はこれ北陸地方で獲れるズワイガニのメスの呼び名なんです。全国で一般的に知られているズワイガニとは、オスのことです。
メスはオスに比べると小ぶりなのですが、その分味わいが濃厚で旨みもたっぷり!僕の地元金沢では、メスの方が重宝されるほど。
地元では蟹身を愉しむというより、蟹味噌と内子(オレンジの味噌の一部)を愉しむ料理。まさに香りの箱なんです。
そんな料理がこの山梨で堪能できるとは???
そして「ブリ大根」。こちらも北陸の郷土料理です。
ブリのあらを大根と一緒に煮た料理ですが、この時期ブリの脂がのってくるので最高のお料理!
一番気になったのは、トイレに飾ってあった道場六三郎さんがこのお店に訪れたときの写真。
道場さんと言えば、我が地元石川が生んだ伝説の和食シェフ。このお店、僕の地元との縁を感じます。
ついでに言うと、これまたトイレに飾ったあった美川憲一さんとオーナーのツーショット写真が気になりましたが、
石川県には美川町という町あり、高速道路を走っていると「美川 県一の町」という大きな看板が目に入ってきます。
「美川は石川県一の町」という意味を込めた看板ですが、美川憲一とかけてあります。
話が脱線しましたが、このお店北陸石川県とのゆかりをとても感じました。
ひょっとしてご主人、石川県で修行していたのかな???いや、もしかしたら石川県民?
いずれにせよ、北陸出身の僕の舌にぴったりでした! 素晴らしかったです!!!
沢庵
山梨県甲斐市龍地3579-8
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