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ブログ第二百二十四回 カオール

Monday 05.08.2013

しばらくブログを放置していました。

気分的なものだと思いますが、筆不精なもので・・・。

さて、近況報告です。

勤めていたレストラン"Ristorante Rosetta"を辞めて、今は、South Yarraにある1ハット・レストランにいます。

シドニーにいたときの"Boathouse on Blackwatlle Bay"に近い料理かな。

人気のFish of the dayが、だいたい3,4種類あって、特にWhole Fish(骨付きの丸ごと)がよくでる。

一般的にオージーの方たち、骨があるお魚はダメ。絶対フィレでないといけない。

でも、今働いているお店では、まず一番人気がカレイ/ヒラメ。もちろんWhole Fish。

顧客は、それを目当て来ているようなものです。

クオリティーが高くて、私も実際食事に来たいと思えるお店。

 

そして、もう一つ。最近、ワインのディストリビューターの仕事も始めました。

今は、週に1,2日程度ですが、春頃から徐々に仕事を増やしていくつもり。

扱っているワインは全てフランス・ワイン。

以前勤めていた"Rosetta"が、100%イタリアン(もちろんシャンパーニュ以外)だったので、その反動か?

 

さて、本日のワイン。2008 Chateau La Cooustarelle Grande Cuvee Prestige, Cahors

フランス南西部のCahors(カオール)が、今日のワインです。ちなみに、これはMalbec(マルベック)とTannat(タナ)のブレンド。以前は、日本でブラック・ワインなんて呼ばれていた時期もありました。それだけ色の濃いワインなのですが、このワインは力強さもあるけれど、エレガントさも兼ね備えた”モダンなカオール”なのです。黒系果実と、燻製肉、スミレ、ブラック・ペッパー、カルダモン、丁子のすっきりとした香りが特徴的。味わいに、適度な硬さが心地よく感じられ、厚みと軽やかな同居し、余韻も長くていい。細部まで計算されたようなストラクチャーに拍手を送りたい。新樽の使い方もパーフェクト。

料理とワインのマリアージュ: Pigeon tajine with dates and ginger

チーズとワインのマリアージュ: Comte, Rhone-Alpes FRANCE

Score: 17.5/20

 

 

 

 

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