「汚い店が旨い店」という考えがまだ主流だった1985年に、「女性が一人でも気軽に入れるラーメン店」をコンセプトに博多で創業した一風堂。日本に新たなラーメン文化を築いてきた一風堂は、2008年のニューヨーク出店を皮切りに、積極的に海外進出をしています。2016年11月現在、日本国外12ヵ国にて61店舗を展開し、日本の食と文化の魅力”Japanese Wonder”を世界中に広めています。

2012年12月6日、シドニーCBDの一等地にあるウエストフィールド内に、オーストラリア1号店が誕生しました。2016年現在、オーストラリアではシドニーで4店舗を展開しており、旗艦店のウエストフィールド店は豊富なドリンク・アルコールと一品料理を取り揃え、洗練された店内の雰囲気のなか、ダイニングスタイルで楽しめます。そして、マッコーリー店、セントラルパーク店、チャッツウッド店は、ラーメンを中心としながら、一品料理やベーシックなアルコール類が並び、よりカジュアルな雰囲気。店舗によって違った楽しみ方ができることも魅力のひとつでしょう。

一風堂がオーストラリアで提案しているのは、1つの店舗で「飲んで、つまんで、麺でしめる」というストーリーを楽しむ”ラーメンダイニング”のスタイルです。料理の味だけではなく、見た目や空間、いっしょに食べる人との時間を楽しむラーメンダイニングは、ローカルのお客様を中心に、オーストラリアの人たちを魅了しつづけています。

1ラーメンの新たな価値を創造していくチームの一員になれる！

“ラーメンダイニング”は、ラーメンの価値をさらに上へと高めることを目指しています。「食べたら帰る」という利用の仕方だけでなく、一品料理やアルコールを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすなかにラーメンがある。新たな文化を世界に向けて発信していくことは、やりがいのあることでしょう。

2さまざまなバックグラウンドを持つスタッフやお客様を相手にチャレンジ！

一風堂オーストラリアのチームは、世界各国、さまざまなバックグラウンドをもっているスタッフにより構成されています。およそ7割のスタッフが日本人以外で、お客様もローカルの人たちが多いという環境。世界を相手に自分のスキルやパッションがどれだけ通用するのか挑戦しませんか？

3シェフの加入で、料理の腕を磨きたい人にももってこいの環境に！

2016年10月にシェフがチームに加わりました。これまでニューヨーク1号店をはじめ、日本各地、東アジア各国の一風堂を渡り歩き、ラーメンと一品料理を作り、またメニューの考案などにも携わってきたシェフの登場により、スタッフの料理の腕もますます磨かれていくことは間違いないでしょう。

4グローバル企業だからこそ、活躍の場は無限大！

グローバル企業である一風堂は、店舗数や規模も個人店と大きく異なります。シドニーだけでなく、他都市への店舗展開なども見据えていて、活躍できるフィールドが広がっていきます。また、一風堂以外のブランドを持ち込むことも考えているのだとか。これからがますます楽しみな企業なのです。

5若い会社を、自分たちの力で盛り上げていくことができる！

日本では2016年で31年目を迎えた一風堂ですが、オーストラリアでは5年目とまだ若い会社です。もっとよくしていきたい、お客様によろこんでもらえる環境やスタッフが成長できる環境をいっしょに作っていきたいというあなたの思いが、一風堂オーストラリアの色へとダイレクトに反映されていきます。

吉村翔さん（オペレーション・マネージャー）

世界各国さまざまなバックグラウンドをもっていらっしゃる方から、求人への応募をいただいています。そんななか、弊社で働きたいと思っていただける日本人の方には「なにをしたい」「なにを表現したい」といった気持ちを持っていらっしゃることを期待しています。

海外のスタッフからも、お客様からも、もちろん「日本人」として見られますから、おもてなしだったり、「目配り、気配り、心配り」だったり、そういった日本人らしさを表現したいという方々と働きたいと思っています。その日本人らしさをベースに、ローカルのスタイルなども吸収してお互いのいいところをフュージョンさせ、「フランクでフレンドリー。だけど、気が利く」といったバランスのとれたサービスのできるチームを作っていきたいと考えています。そしてなにより「お客様に感動してもらいたい」という気持ちを強く持っていることが大切です。

また、思いと結果次第で、ビザのサポートを含め、次のステージを用意させていただくことも可能です。ノースにある2店舗を見ているエリアマネージャーは、インドネシアから学生ビザを持ってシドニーにやってきたスタッフでした。志を持ってポジションを狙い、さらにその上を目指す方にはオファーできるものがあるというのもグローバル企業だからこその強みだと思います。

そして、チームに新しくシェフが加わったことで、今後は料理のスペシャリストや、シェフといっしょに品質管理や開発のところに携われるスタッフを増やしていきたいと考えています。CSQ（清潔さ／サービス／クオリティ）をしっかり見つつ、数字としても結果を残せるマネージャーの存在も重要になってきます。管理サイドのマインドを持った方をどんどん仲間に増やしていき、オーストラリアのお客様にも愛される「世界食」だとラーメンが認められるようにしていきたいですね。

ジェレミー・フェルテスさん（ウエストフィールド店ショップマネージャー）

僕はたくさんのお客様と友人のような関係になっていて、料理だけでなく、そういった雰囲気も含めてお客様は来店してくださっているのだと自信を持っています。真剣に取り組んでがんばった結果が目に見えたときが、マネージャーとして楽しさを感じる瞬間です。リーダーとして、チームのみんなが楽しく、活気ある空間を作り出すことが僕の役割です。一風堂は、自分の運命を変えたいという人、自分という人間の可能性を探している人たちにとって、それを見つけることができる場所だと思います。笑顔とありがとうの心を持って、これからも一風堂の価値と信念をより多くの人たちに伝えていきたいと思っています。

ジョイス・チェンさん（セントラルパーク店ショップマネージャー）

一風堂オーストラリアはまだ若い会社で、組織構造もとてもフレキシブルです。スタッフからのよいアイデアや提案をどんどん取り入れる土壌があります。シンガポールでの研修や、日本での定例ミーティングに参加しましたが、これらを通して、バックグラウンドや話す言葉、働いている場所が異なっても、「一風堂」というひとつののれんの下に集まった仲間なのだと強く感じました。一風堂は、変わらないために、変わりつづけます。そのため、変化をおそれず、また自ら変化を生み出していく人といっしょに働きたいです。また、お客様の素敵なダイニング体験にかかせない、笑顔も大切な要素のひとつだと言えます。

アンジェロ・チェンさん（マッコーリー店ショップマネージャー）

一風堂の歴史とこだわりに共感して働くことを決めました。一風堂はグローバルブランドですから、海外研修や海外店舗での勤務など、たくさんのチャンスが国内外にあります。経営に携わることで、日々、さまざまな挑戦がありながらも、それらを解決していくことによろこびを感じています。また、お客様が再来店してくださったときは、やはりうれしいですね。将来的には、国内をまわって、新店舗の立ち上げやスタッフのトレーニングにも携われたらと考えています。一風堂オーストラリアが成長していくためには、自分たちの価値を絶えず見直していくことや、基準をあげていくことが必要です。そういった業務に自分も挑戦していきたいと思っています。

ケビン・アンさん（チャッツウッド店ショップマネージャー）

グローバルブランドの一風堂は、シドニーでもよく知られています。日本人の方もおいしいラーメンを食べることができることを知っていますから、ここオーストラリアでもなつかしさを感じることができるはずです。僕は、厨房で新メニューやアイデアの考案の手伝いをしていますが、副店長になってからはさらに学ぶことが増え、毎日自分が成長していることを感じます。スタッフ同士、そしてスタッフとお客様の間にも、まるで家族のような雰囲気があり、常連のお客様が来店されれば、なにが食べたいのかがすぐわかるほどです。スタッフ同士のチームワークも抜群です。みんなと力をあわせて、たくさんの人たちに「一風堂のラーメンと料理が、ラーメン業界で一番だ」と言ってもらえるようにしていきたいですね。

アルビン・ガニさん（ノースエリア・マネージャー／一風堂チャッツウッド店ショップマネージャー）

スタッフやお客様が作り出すレストランの雰囲気や、また一風堂が掲げる経営理念、世界中から集まった人たちと働ける環境が一風堂の持ち味だと思います。チームをまとめていくためには、スタッフと良好な関係を築き、彼らのモチベーションを高めなければなりませんから、自分自身の成長も感じています。僕は、オーストラリア市場における一風堂のさらなる成長に貢献できたらと思っています。アワード受賞も狙っていける組織にしたいきたいですね。次の世代のためにも、キャリアアップできる環境をどんどん作っていきたいです。