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ずっと手料理が食べたかったんだぜ・・・

シドニーに戻りました!

いやー、長かった・・・今回の出張は本当に長かった・・・旅立った日から数えて、ちょうど31日目に帰ってきました。

 

出張中はやはり異常に緊張しています。

 

絶対体調を崩せない緊張・・・風邪引いたー、なんて言ってられないですからね。

絶対時間を守らないといけない緊張・・・飛行機や新幹線の乗継が狂うと大変なことになりますからね、それにアポの時間もひとつ狂うと次々と狂ってしまうので。

売上目標を達成しないといけない緊張・・・やはりこれが一番のプレッシャーです。

初めての土地に足を踏み入れる緊張・・・土地勘がないっていうのは、いろいろな意味でやはり緊張するものです。

大勢対私一人の緊張・・・こういう場面が3回ほどありました。1対1ではない緊張感があります。

 

でも今回一番緊張したのは・・・猿に囲まれて営業したときですかね・・・(笑)

猿にじっと見つめられて営業すると、猿が気になってなかなか言葉がスムーズにでてきませんでした・・・(笑)

(あっ、この話わからない方はこちらの記事ご参照)

 

正直こちらに戻ってしばらく、放心状態、精根尽き果ててました・・・(笑) 約2日間、ほとんど爆睡状態(笑)。

こんなに寝たの、10代の頃以来かもってぐらい寝ました。寝ても寝ても寝たりない・・・奥さんもよくそんなに寝れるねーと呆れ顔・・・(笑)

日本ではとにかく睡眠不足でしたから、時間を気にせずに寝れることの幸せなことといったら・・・笑

 

今回の日本出張で思ったこと。

やはり日本国内マーケットがかなり冷え込んでます。デフレも1年前より更に進んでいるように思います。

東京の下町で声をからして手作り弁当を売っている人、看板をみるとどれも280円から350円。

どれも美味しそうだし、ボリュームもありそう。それでもなかなか売れず苦戦している様子。

このシーンが、今の日本を象徴しているようで、悲しく目に焼きついています。

 

一方海外マーケットはというと、エリアにもよりますが全般的に活気があります。

ある観光協会の方のお話。

オージースキー客が、あまりにゲレンデに日本人が少ないので、

「日本人はもっといいスキー場にいってるんじゃないのか?そのスキー場を教えてくれ」というほど、

日本人のスキー人口が減っているようです。ゲレンデは閑散としているのに、町のパチンコ屋さんは人でいっぱいらしいです。

これも今の日本を象徴している話ですね。インドア志向というか・・・

 

スキー場に限らず全ての業種、全てのエリアに言えることだと思いますが、

日本の経済の活性化は海外マーケットが鍵を握っていると、今回の出張で再認識しました。

そういった期待がひしひしと感じられました。

海外に住んでいる僕達日本人は、とりわけオーストラリアという堅調な経済発展を維持している国に住んでいる僕達は、

母国に貢献できることが沢山あるように思います。

 

今回の出張は営業というよりも、日本の皆さんにオーストラリア・マーケットの魅力を伝えに行きました。

経済、国民性、政策、人口、為替、ホリデーの意味、豪日関係、今後の見通し、将来性、移民法など、

私が持ちえる全ての情報を皆さんにお伝えしてきました。

 

そして何より、私のビジョンを共有していただきました。

「このちょっと寂しいゲレンデを、日本人と海外の人でいっぱいにしましょうよ。活気があって元気なスキー場に一緒にしましょうよ。

昭和の頃の、大人も子供も楽しくスキーやってたあの頃を取り戻しましょうよ!

そして皆さんの子供達のために、将来に渡る経済の安定と、何より本当の意味での国際交流を実現させてあげましょうよ!」

 

なんだか夢物語のようですが、そんなことはないです!

今、日本政府観光局(JNTO)という我々にとっては心強い大黒柱を中心に、各自治体や各企業が本当に頑張っておられます。

我々メディアも含め、政府、自治体、企業がタッグを組めば、日本、とりわけ地方は、もっと活気付けると思います!

それだけ、日本は魅力的な国なのですから、自信を持ってください!

そして、心のこもった手作り弁当は、もっと高く売りましょうよ、それぐらいの価値はありますから!(笑)

 

今回の出張で一番嬉しかったこと。

海外マーケットをご担当されてる方が、とにかく明るくて楽しそうでした。皆さん仕事を楽しんでおられました。

きっと、海外マーケットに対する実感や手ごたえ、そして明るい未来がそうさせているのだと思います。

皆さん、がんばってくださいね!僕達もベストを尽くします!

 

僕が生まれ育った国に恩返しするときがきています。地域の経済活性化には海外マーケットの取り組みはかかせません。

海外の日系メディアに従事する一人として、どうやって祖国に貢献できるのか、真剣に考えるときがきています。

僕達が発行している雑誌も媒体のひとつですが、それ以上に僕達在豪邦人一人一人が、

日本の魅力を言葉で伝えられる一番の媒体なのかもしれませんね。

 

何だか熱い話になってしまったので(奥さんは隣でクールにゲームやってます)、グルメの話に戻しましょう(笑)。

 

こちらに戻って、いろいろな人に「日本で美味しいもの食べれていいですねー」と言われます。

はい、確かにどれも美味しかったです。さすが日本といった感じ・・・

でも、ご紹介した以外の食事は、基本コンビニ弁当です。外食かコンビニかの連続・・・これって結構つらいんです、1ヶ月ですから・・・

最初はコンビニで「おっ、美味しそうー」とか「えっ、これで200円?」とか結構楽しんでましたが、

それが何日も続くと「どのコンビニも大差ないなー。もっと工夫してよー」と、かなり凶暴になってきます・・・ハハハ、ごめんなさい(笑)。

 

で、こちらに帰ってからは外食する気になれず、ずっと奥さんの手料理とお弁当。これが手前ミソですが美味しいんです(笑)。

筍の煮物、きんぴら牛蒡、シイタケ入り鶏そぼろ、インゲン。

どれもやさしい味付けで、疲れた胃がほっとします。

 

そして、シーフード&野菜炒めと筍ご飯。

 

あー、美味しかったなー。いくらでも食べれます 。

 

素材や料理のテクニック、味付けなどはプロの方にはかないませんが、でも、僕の好みとか健康状態にピッタリです。

プロの料理人と奥さんの料理の違い、それは、万人のための料理か、僕一人のための料理か、その違いなんですね。

今回の長期出張でつくづくそう思いました・・・(笑) 

 

rk

 

おまけ

今回のブログタイトルは、日本で車の移動中にラジオで流れてた曲からとりました。

初めて聞いた曲なのに、とても懐かしいメロディーだったので、今も心に残っています。というか、口ずさんでいます(笑)。

You Tubeで見つけたのでよかったらどうぞ。若かりしあの頃に戻れるとてもいい曲です(笑)。

 

ずっと好きだったんだぜ 相変わらず綺麗だな

ホント好きだったんだぜ ついに言い出せなかったけど

ずっと好きだったんだぜ 君は今も綺麗だ

ホント好きだったんだぜ 気づいてたろうこの気持ち

 

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